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【治験】往復4万かけて東京に気絶しに行った話【体験談】

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お世話になっております。宇治そそです。

 

 

治験というものをご存じでしょうか。

ワシは数年前に遠く離れた東京に受けに行きまして、結果的に気絶しに行っただけだったんですよね。

 

 

今回はその体験談を書きます。願わくば、ワシと同じ突属性弱点の者が同じ目に遭わぬよう・・・。

 

 

 

そもそも治験とは?

 

 

治験というのは比較的安全な人体実験です。安全といってもモノによりますけど。

動物実験を済ませたものや、ジェネリックの医薬品など、概ね安全性が認められた薬を実際に人間に投与します。

 

 

基本的に薬を打たれた後は病院で好きなことをしているだけでいい上、数十万円単位でもらえる場合もあるので、割の良いアルバイトとして有名です。

実際はバイトではなくボランティアなので、もらえるお金はお礼金兼その他もろもろって感じです。

 

 

健康体を使って実験を行わなければならないので、持病があると基本はアウト。健康な人間の中でもより健康なヤツが選ばれるため、百貫デブもアウト。当然のように厳しい世界なんですよね。

 

 

ちなみにワシが行った治験は統合失調症用の薬の治験でした。ヤバそう。

 

 

 

治験に向けて体作り、そして東京へ

 

 

ワシが当時下宿していたのはハチャメチャな田舎。ネットで治験の情報を探すも割の良いものは東京に行くしかないという状況でした。

 

 

その時目をつけた治験は大体 40 万円くらいもらえて 2 週間拘束みたいなやつだったと思います。下宿先から東京まで往復 3 、4 万円かかったのですごく悩みました。

 

 

でもその時ビックリするくらいお金に困っていたのと、働かずに身売りをして金を得る方が楽だな~って思ってたので・・・。今考えるとガチでヤバい奴。

 

 

行く決心を決めてから数カ月の間、健康な奴の方が選ばれやすいという情報を得ていたワシは、ジュースやコーヒーなどを飲むのをやめて、更にはシジミやレバーを食べて鉄分を補充し、健康的なペースでランニングすることが日課になっていました。人生で確実に一番健康だった時期。毎日常温の水をいっぱい飲んでた。

 

 

そういった体作りを経て、大金を投じて東京へ。これで治験に参加できなければ正に金ドブ。意を決して東京に向かいます。

 

 

健康診断中にまさかの事態が・・・

 

 

都心から少し離れた病院に集合とのことで、そこへ向かう。朝早くに集合だったため、前日は新宿のカプセルホテルに泊まりました。ガチすぎる。

実際に着くと小綺麗な病院で、人体実験と聞いてイメージするようないかにもなヤバクリニックという感じではありませんでした。

 

 

当然のように集合時間から 10 分ほど待たされて健康診断スタート。

より良い実験体の選定ということだけでなく、体の内部の綺麗さなどが規定に達しているかどうかもしっかり検査しなければいけません。

 

 

その時同じく治験を希望して来た人は 30 人ほど。ワシを含めてヤバそうな人しかいない空間。事情の大小はあれど同じ切羽詰まった人間だと考えると胸が締め付けられるような感覚でした。

 

 

検査の内容はポピュラーなものばかり。検査にポピュラーかポピュラーであらざるかがあるのかは分かりませんが、とにかく人間一度は受けたことがあるようなものを受けていきました。心音を測ったりね。

 

 

そして採血の時間が来ました。採血は特に重要視しているらしく、全ての検査が終わった後、一度全員集められて説明を受けた後、順番に受けていく流れでした。

 

 

その時に「注射で気分が悪くなる方はお申し出ください」と看護師の女性が言いました。

治験はその期間中、本当に何度も何度も採血をされるため、気分が悪くなるような奴は今すぐにでも帰らせるという意味もあるのだろうか・・・。

 

 

ワシはもちろん

「そんな弱っちい奴がいるのか?そんなことでは原宿を闘っていけないが?」

とでも思って、意気揚々と看護師の人の目の前に自らの安っぽい腕を差し出しました。

 

 

ワシは注射がめちゃくちゃ嫌いなので、その瞬間に無我の境地に達しました。

色即是空、空即是色・・・・・・ギャーテイギャーテイハーラーギャーテイ・・・・・・。

 

 

ズキッとした痛みの後、あまり気分の良くない血を吸い取られる感覚・・・。すぐに採血が終わって、すぐに立ち上がって診察室を後にしました。

 

 

 

 

って流れにしたかったのですが、血を吸われている最中に急に音が聞こえづらくなり、視界に白いモヤのようなものがうっすらかかり始めました

 

 

 

 

「ヤベッ・・・」ってその時思いましたね。

完璧にコンディションを整え、平静を保って検査を終えたのに、ここで引っかかったか~・・・つって。

 

 

その直後、ゲームでグレネードを投げられた直後みたいなグラグラ揺れる視界になった時、限界を感じて看護師さんに「気分悪いっス・・・」と告げました。

 

 

そこから先はなんも覚えてなくて気が付いたらベッドで寝ていました。横になっていたので見知らぬ天井とはならなかったのが残念ですが。

 

 

すぐにガチのお医者さんが来て、「お前気絶しやがったな」とは言わなかったけれど、やんわりと治験の参加は無理だということを言われましたね。他の人はまだ病院の中に居たけれど、その場で帰らされました。

 

 

トボトボと重い足取りで外に出る。昼飯時なんかとっくのとっくに過ぎていて、なんかこう、ここら辺一帯に出来たての下痢便をバラ撒きてえ・・・って素直に思いましたね。

 

 

本当はその後になんか体に悪そうな美味いモンでも食いに行くか~って思ってたんだけど、もうなんかめちゃくちゃ悲しいやら悔しいやらで泣きそうになっちゃったので、家に直帰しました。

 

 

帰り道に思い出していました。今まで一回くらいしか採血したことがなかったこと。そして、昔インフルエンザの予防接種の後めちゃくちゃフラフラになって気分が悪くなったこと。

詰まるところワシは気絶するレベルで注射が苦手であり、それをキッチリ判定できるほどの注射器の経験が無かったんですよね。

 

 

突耐性、上げておけばなあ・・・。

 

 

 

治験、できませんでした

 

 

なので、治験できてないんですよね。採血のたびに気失うワケにもいきませんしね。

 

 

とにかくワシと同じ突弱点の人には治験はオススメできません。採血の回数はモノによっては 40 回をゆうに超えるらしく、そのレベルでグサグサやられちゃったら冗談抜きで天に召される気がする。

 

 

薬の種類についてもやるかやらないかを決める判断材料になります。

ワシが受けようとしたやつ、統合失調症用の薬と書きましたが、なんかこれはガチでやばそうだったので・・・。

 

 

健康診断前に考えられる副作用とか、過去の同じ薬の実験でどんな症状がでたのかを書いた冊子を配られたんですけど、控えめに言って脳に何かしらの異常が残りそうなことしか書いてなかったんですよね。

 

 

ある程度安全性を担保しているとはいえ、その本質は何を言おうと人体実験なので、ヤバそうなものは極力避けた方が賢明だと思います。

 

 

まあ、ワシはそれでもやるしかなかったので参加を表明したワケですけど・・・。

 

 

結論、とにかく突耐性を盛れ。

 

 

ほな・・・・・・。